9月病?秋になると気分が落ち込む原因と対策方法

初めまして。元精神科看護師・ママや女性専門メンタルセラピストの七海ひかりです!

9月になると徐々に秋の訪れを感じるようになりますね。多くの人にとって心温まる季節ですが、日照時間が短くなることなどから鬱っぽさを感じる方も増えてくる季節です。

この記事では、9月病や「秋うつ」について理解し、穏やかな秋の季節を楽しむための方法を紹介します。

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秋に気分が落ち込む「9月病」の症状と原因

新しい季節への移り変わりは、私たちの気分や生活にさまざまな変化をもたらします。秋は風や空気が澄み、心地よい涼しさが広がる季節ですが、この変化がストレスを引き起こすこともあります。

ここでは、9月病の症状とその原因についてお話していきますね。

9月病の症状

こんな症状が秋になると繰り返されていませんか?

  • 気分の沈み込み
  • 疲労感やエネルギー不足
  • 不安やイライラ
  • 睡眠障害、特に早朝覚醒
  • 集中力の低下
  • 食欲の変化

9月〜10月頃からは、日照時間が短くなり始めるので体内時計の変化により影響を及ぼすことがあります。

毎年この時期になると辛い…。繰り返している、という方もいらっしゃいませんか?毎年のことだからと放っておいてしまうと、仕事や日常生活にも支障が出るなど悪化する可能性もあるので注意しておきましょう。

9月病の原因は?

9月病のように、秋に気分が落ち込みやすくなるのは、太陽の日照時間が関係していると言われています。

夏から秋、冬になるにつれて日が短くなることは皆さんもよくご存知かと思いますが、日が短くなるということは私たちも太陽光を浴びる時間が短くなるということです。

太陽光を浴びることで作られることが知られている精神安定作用のある脳内神経伝達物質「セロトニン」も、日照時間が短くなると不足してしまうことが指摘されています。

また、こうした秋のメンタル不調は過眠傾向になりやすいとも言われており、日中起きられなくなってしまうことでさらに体内に光を取り込みにくくなってしまうので症状が悪化するなど悪循環になりやすくなります。

精神的な不調や病気は「波動の乱れ」から始まる?

最近の量子力学や科学の研究では、「波動」「周波数」という言葉が注目されています。

目には見えない世界なので疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私の身体や臓器・感情などあらゆる物質には決まった周波数が存在しています。

この決まった周波数がストレスや何らかの原因で乱れてしまうことで、何かしらの病気や症状を生ずるという考えが最新の科学では一般的になってきています。

9月病も日照時間が短くなり太陽光を浴びる時間が少なくなることで、自律神経の乱れに影響を与えることが背景にありますが、そもそも自律神経の乱れによる頭痛や肩こりなどよくある症状も、自覚する前段階では周波数の乱れから始まっていると考えられるようになってきています。

9月病の対策・予防は?

  • 太陽光を意識的に浴びる
  • 適度な外出や人との交流
  • 好きなことをする時間、アクションを増やす
  • ゆっくり瞑想できる時間を作る
  • 3食を意識してゆっくりと摂る
  • 相談できる場所の確保、情報収集

太陽光を意識的に浴びる

9月に入り秋が深まり始めると日照時間がどんどん短くなることで体内のセロトニンも減少傾向になります。また、涼しくなり始めると、眠っても眠っても足りない…。という悩みも発生しがちですね。

そんな症状が出始めたら、まずは朝起きたらしっかりと朝日を浴びることから習慣づけてみてくださいね。朝日はセロトニンだけではなく、睡眠物質である「メラトニン」の調整し体内時計をリセットしてくれる効果も期待できますよ。

適度な外出や人との交流

寒くなり始めると、外出は億劫になりがちですね。しかし、ずっと自宅に篭っているとより気分が落ちこむようになってしまうかもしれません。適度に体を動かしたり、ウォーキングなどはセロトニンの分泌にも効果的。人との交流も適度に行うことで孤独感の解消にも繋がりますよ。

そして秋といえば、紅葉も進み景色も綺麗な季節。

山や公園など自然の中でゆっくり散歩を楽しんだり、美しい景色を眺めたりすることは、ストレス解消やリラックスに役立ちます。週末や休日にアウトドア活動を計画して、自然の中へ旅立つこともおすすめです。

好きなことをする時間、アクションを増やす

セルフケアなんていうと難しいとか、何したらいいかわからないって思う方も多いかもしれません。

まずは単純に自分の直感でいいので「心地よい」とか「好きだ」と思える時間やアクションを増やす意識を持ってみてください。それだけでも、メンタルやモチベーションが上がることが実感できると思います。

興味の持てることや好きなことをすることで、「エンドルフィン」と呼ばれる幸福感を高めるホルモンの分泌を促すことにも繋がります。

相談できる場所の確保

適度に悩みや不安をアウトプットできる環境を整えておくと、安心できるかもしれません。

毎年の繰り返しだからと放っておくことで、仕事や日常生活への影響が大きくなるリスクも潜んでいます。また、悪化してからでは選択肢も狭くなってしまいます。

特に、私たち日本人は感情に蓋をしやすいです。日頃から自分の感情や悩みをアウトプットする習慣をつけることで、不安の増大や鬱々とした気分の進行を予防することが期待できますよ。

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そもそも人に相談ができない…

9月病に限らず、メンタル不調の悩みを抱える方の中には、誰かに打ち明けることが怖いと感じている方もいらっしゃるかもしれません。

このような思いがある場合、まずはなぜそう感じるのか?相談できないと思われているのはなぜなのか?ここと向き合っていくことが必要です。

人がメンタル不調の悩みを相談できないという課題の背景には、

  • 精神疾患だと思われたくない
  • メンタルの悩みがあることで馬鹿にされるんじゃないか
  • 可哀想と思われたくない
  • 相談をしたところできっと変わらない
  • 重たい悩みを相談したら人が離れていくのではないか
  • 相談をしたら迷惑に思われるかもしれない
  • 相談をするほど落ちていないと思いたい、みじめになりたくない
  • 人に頼ることはできるだけしたくない、頼ったら負け、自分で解決すべきだと思っている

こんな原因が潜在的に隠れているかもしれません。ひとつひとつ、「なぜそう感じているのか?」と紐解いていくことで根本の課題に辿り着くことができます。

また、友人など身近な人には打ち明けにくいのであれば、知らない第三者へ相談をするのも良いでしょう。

9月病を始めとしたメンタルの悩みを相談するときのファーストステップ

専門家の情報収集

今の悩みを解決できる専門家をぜひ探してみましょう。オススメは、まずは潜在的な悩みにフォーカスできるカウンセラーやセラピストに相談することです。

私たちが今見えている世界は顕在意識であるほんの5%にすぎません。つまり、残りの95%の無意識の影響が大きいのでここと向き合うことで解決への道が進みやすくなるのです。

頭ではわかっていても「できない」「でも…」と思って前に進めないのは、潜在意識にあるメンタルブロックが原因である可能性があります。

さらに、メンタルの症状やうつは過去のトラウマや両親との関係性が起因していることも多くあります。

そういった関連先を根本から紐解いていき、深層心理で抱えている課題に辿り着くことができて初めて現実的な問題解決(どう対策をしていくか)の行動を心から取れるようになります。

もしも、相談することが難しい、まだ抵抗がある場合にはご自身で一つひとつ向き合っていくことも可能です。

もしもどんなふうに向き合えば良いかわからない方は、セルフカウンセリングシートを当サロンでお作りしているのでぜひ活用されてみてくださいね。

まとめ

9月病の悩みも、そのほかのメンタル不調の悩みも手段にこだわっていては根本の解決には辿り着けません。

長い目で見てしっかりと整えていくのであれば、心の底に抱えている課題とも向き合うことがとても重要なのではないでしょうか。

特に現代の日本人は感情にも蓋をしやすく、1日の情報のやり取りも平安時代の一生分の量だともいわれています。

それだけ疲弊することが約束された現代なので、しっかりと癒す手段はできるだけ確保しておけるといいのですよね。

「苦しみは希望へのプラチナチケット」

苦しんだ分だけ必ず上がることができます。一緒に向き合うための方法を見つけていきましょう。

当サロンでは無料相談も実施しております。

また、カウンセリングについての概要動画もリリースしましたので、ぜひ合わせてご覧くださいませ。

カウンセリングの解説動画


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