メンタル不調は対症療法では治らない

目次

メンタル不調は対症療法では治らないと感じる理由

まずお伝えしていきたいこと。現在の日本では鬱などのメンタル不調は、

  • 薬物療法
  • 休養、休息
  • 認知行動療法など一般的な心理療法

などで治療やケアを行うことがスタンダードです。

しかし、現行の医療では根本改善に至らないケースが多くなってきています。

むしろ精神疾患の患者数は増加傾向にあるという現実もあるのですが、そのうちの大きな理由は

「対症療法」しか行ってきていないからだと考えています。

〈背景①〉医療進歩の裏にある現実

厚生労働省の「令和4年簡易生命表」によると、男性の平均寿命は 81.05歳、女性は 87.09歳と前年よりも若干下回るものの、長寿傾向には変わらないことがわかっています。

日本は薬剤使用量も多く、高齢者では何も薬を服用していない人を探す方が珍しいのではないでしょうか。こちらのデータからも、世界の中でも薬の使用量がかなり高く慢性化していることがわかります。

私たち医療従事者も薬を使うことは当たり前になっていますし、その方が症状はすぐに収まるから簡単なんですよね。でも、これはただ症状を抑えているに過ぎず、根本の解決にはなっていません。

それは、精神疾患も同じことが言えると考えています。

〈背景②〉5大疾病中、精神疾患の患者数だけが増加傾向

これだけ医療が進歩しているにもかかわらず、精神疾患の患者数は減っていません。むしろ、精神疾患患者数だけ増加傾向にあることが下記のグラフからわかります。

(平成 24 年 3 月 27 日に厚労省へ提出された、精神薬の薬害を考える会の「精神医療改善の為の要望書」より)

さらに述べられていたのは

  • 14年連続で3万人を超えた自殺者の5割から7割が、精神科受診後に自死に至っている
  • 「精神科受診後に病状が悪化した。」「薬の服用後 になぜか死にたくなった。」の証言が多数ある

などといった内容でした。

精神科での入院は長期化しやすく、ベッド数も世界トップレベルの多さです。

これは現場にいた肌感から感じるものでもありますが、長期入院になればなるほど患者は「自分で生きていく意欲」を無くしていく傾向にあったし、入院している方が楽に感じてしまうようでした。

(食事も入浴も自分がしなくても用意されていますしね…それは楽だよね)

さらにいえば、スタッフである看護師も患者に対して「この人はもう入院が長いから元の生活には戻れない」と諦めてしまう流れがどうしてもありました。

この課題は、看護研究などのテーマにもよく持ち上がっていたので認識はされています。

しかし、看護師間での同調圧力の影響昔からのやり方に固執してしまうことからなかなか解決に向かっていないのが現状です。

医療のあり方、関わる医療従事者の意識など改革が必要なことも多いのが、精神科分野だなと感じております。

〈背景③〉うつ病患者の10人に6人は再発している

厚生労働省によれば、うつ病患者でいったん改善しても約60%が再発しており、2回うつ病にかかった人では70%、3回かかった人では90%と再発率は高くなると述べられております。

心理療法(カウンセリング)の提供をしているところ、電話相談窓口を設定している機関もあります。

しかし、その結果メンタル不調を抱える方は減っていますか?

先述のデータの通り、減ることはなくむしろ増加傾向なのです。

ここまで再発率が高いのは、根本的な解決ではなく表面上の症状を抑えているにすぎないということなのではないでしょうか。

カウンセラーの多くは「共感」「傾聴」「来談者中心療法(相談者の考え方や感じ方をカウンセラーが共感的に理解していくこと)」で相談を進めていくことが多いかと思います。

心理学の場面では、相談者にただ寄り添い、話を聴く。そして、不用意にアドバイスや不安を増長させるような言葉はかけてはならない…。

そのような姿勢を学んできました。

でも、それらの対応が本当に目の前の方を救えているでしょうか?苦しみを取り除いていることになっているでしょうか?

「みんな精神疾患だからといって腫れ物に触るように話をかけてくる。それがより辛くなる。お医者さんでさえそうなんです。」

クライアントさんでこのように話してくださった方がいました。

話を聞いてもらうことで、その場は苦しさが楽になります。しかし、それこそ根本の原因が解消されたわけではないのです。

だからこそ、通常のカウンセリングでは効果が実感できず、継続的なフォローにつながらないのかもしれません。

必要なのは、苦しさの原因である思い込み、捉え方、思考の癖など認知の歪みがあることに気が付くこと。

捉え方が変われば、その先の感情が変わります。

感情が変われば選択が変わり、選択が変われば行動も変わります。

そして、自分や周りとの関係性も変わっていきます。

薬を飲むだけ、共感だけでは思い込みは外せませんよね。

だからこそ、「そう感じる理由は?」「なぜそう考えているのか?」当たり前に感じている思考に新しい視点を加えてくれる人が必要です。

753placeが行う、リカバリーセッションが他のカウンセリングと明らかに違う点は?

リカバリーとは、回復・修復・ゼロにもどすというような意味があります。

普通の心理カウンセリングよりも一歩踏み込んだセッション(=カウンセリング)を行い、思い込みを取り外すことで、悩みや問題の根本的な解決を目指します。

表面的な苦しさの解消、ただ愚痴を話してすっきりしたいと言う場合には、共感中心のカウンセリングや友人との会話でもいいでしょう。

しかし、生きやすくなりたい!変わりたい!という気持ちが強いのでしたら、自分の思い込みに気づき、修正していくことが必要です。(それがいわゆる認知行動療法ですね。)

通常のカウンセリングと大きく違う点は、リカバリーセッションでは共感」をメインではあまり使用しないことです。

なので、人によっては「なんで?ばかり聞かれて責められているみたいで苦しい」と言う方もいらっしゃいます。

しかし、共感だけでは苦しさの課題にフォーカスがしにくく、堂々巡りになることがあります。

一歩進んだ解決を目指していきたい方には、非常におすすめなのがリカバリーセッションです。

実際のお客様の声と変化

実際にご相談をお受けした方からの感想をご紹介させていただきます。

Mさん
30代 女性

ひかりさんとお話ししてから、自分が少し変化しているなぁと感じています。子どもの時から抑えていた感情や態度や言葉も、自分の子どもが同じようにした時に、私は本当はこうしたかったんだなとか、受け止めて欲しかったんだなと感じたりします。

Kさん
40代 女性

前ならネットで知らない誰かの「今は薬を飲まずに過ごせています」と言うつぶやきを見ては落ち込んでいました。でも、ひかりさんの「自分の人生は自分のものだよ」の言葉を思い出しました。

また先生とか夫とか、色んなもののせいにするところだったけど、最近は調子がいい日も増えてきました。

Rさん
30代 女性

落ちようと思えばいくらでも落ちることができるけど、そうなろうとしているのも自分なんですよね。毎日行ったり来たりですが、やっと方向性が見えてきたかなと思っています。

家族とは違った意見を言ってくださり、なるほど!っとなることもたくさんありました。生まれてからの環境は自分が思う以上にこれが当たり前、当たり前にやらなきゃいけないと思わせてしまっているんだなと思いました。今まで積み重なってきた潜在意識はなかなか取り除くことは難しいかもしれませんが、自分なりに意識して生活していこうと思いました。

シンプルにあなたの力になりたいと思っています。

ここまで色々と書かせていただきましたが、私自身のミッションは

「一筋の光を見せていくこと」だと考えています。

多くの方を助けることはできないかもしれません。

それでも、ピン!ときてくださった方

頼りに来てくださった方たちが

少しでも希望の光が見えるように全力でサポートさせて頂きます。

とはいえ、最初の一歩は不安なことも多いと思います。そんな方は気軽に無料セッションからご利用ください。

人生や体調を変えるには、これまでと異なる選択や常識を取り入れていくことも必要なことがあります。

ぜひ気軽にご相談くださいね。

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