うつなどの症状がない方でも
ドラックストアなどの睡眠薬を服用されているかたもいるでしょうか?
60歳以上では半数以上の方が不眠、日本では成人の5%が不眠のため睡眠薬を服用していると言われています。
過去に私も使用していましたが、日中も眠気が取れず、動けないことが多かったです💦
その経験も踏まえ、どんなことにも言えますが、不眠の症状に対して 薬だけを服用することは対症療法・・・と個人的には感じています。
色々な種類がありますが、使用されているものの多くは睡眠時間は長くなっても、浅い睡眠が増えていることが多いので、全体的な睡眠の質は悪くなりやすいといえます。
普段の睡眠経験から、眠りが浅かったなってときは
だれにでも経験があるかと思います。
その状態を毎日繰り返していたら普通はつらくなりますし、身体の休息はできていたとしても脳の休息があまり取れていない状態。
その結果、記憶力・注意力、集中力・運動機能の低下、日中に眠気を持ち越す・・・・
といったこともあるので、長期の使用は医師と相談しながらが ここではベストかと思います。
あくまでも睡眠薬は一時解決の手段として使用していき、長い目でみて不眠に対する根本的な原因を探して解決させていきましょう。
【安眠習慣をつけるコツ】
~日中の過ごし方編~
- なるべく朝は決まった時間に起きること
- 光を浴びる
- 散歩など軽く運動習慣を作る
- 深呼吸、瞑想などリラクゼーションを意識
寝ているときは睡眠ホルモンの「メラトニン」が働いています。
メラトニンは、朝起きて光が目に入ってから14〜16時間後に脳深部の松果体から分泌され、心身をリラックスモードにすることで、自然な眠りを促す働きをしています。
そういった意味でも日中にしっかり光を浴びるのは大切です♪
~寝る直前編~
- 寝る直前に大量に食事は避ける
- カフェインやアルコールも避ける
- アロマ、光、音、寝具などできるだけリラックスできる環境を意識
【安眠のためにいちばん必要なこと】
生活や睡眠習慣を見直すと同時に不眠症状の元となっている原因にも目を向けていきましょう。
~原因となりやすいもの~
- ストレス
- 強い不安や恐怖、イライラ
- 高血圧や呼吸器疾患などによる息苦しさ
- 刺激の多い食物や飲み物 (アルコール・カフェインなど)
- 交代制勤務などによる不規則な生活リズム
あげきれませんが、下記を参考に当てはまる物がないか 一つ一つ見てくださいね。
私たちはどんなに休んでいると思っても、考え事をしたり、文字を読んだりぼーっとしているときでさえ脳は働いてくれています。
そして脳を休めてあげられるのは
唯一眠っているときだけ
とも言われています。
そう考えると、私たちって本当に生きているだけでものすごいエネルギーを消費していますね!
皆がんばってるよ〜
心も身体も労ってあげたくなります・・・。
ぜひ睡眠の時間だけではなく、質も高めていきましょう💡
この記事を書いた人
ROFILE
七海 ひかり
753Place 代表/元精神科ナース
千葉県白井市出身、現在は東京都福生市在住。
子煩悩の夫と2歳女児と3人で暮らす。
人生で2回大きなメンタル不調を経験したことをきっかけに、カウンセリング事業を開始する。
現在はうつ等メンタル不調に悩む女性専門の個別相談と、カウンセラーや支援者向けの起業とメンタルサポートの2軸で事業展開を行っている。
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